ダリトメソッド
米国海軍が太平洋戦争当時から実施していた危機管理の手法。
海上自衛隊でも使われている。
ダ=ダメージコントロール
損害の程度をすみやかに 把握し被害の拡大を最小限にとどめる
危機の段階的評価・段階別損害対策・早期回復/復旧対策
リ=リスクマネジメント
危機の事前予測と事後の対応
情報の収集・管理・分析・アウトプット
広義の保険の検討(経済的損失の予測と対策)
ト=トラブルシューティング
日常の小規模トラブルの予測と早期解決
(ハインリッヒの法則、アクシデント・インシデント)
X軸:時間
Y軸:被害
として、これを4分割する。
時間軸に垂直に延ばす線の位置は、0に近い位置にする。
被害軸に垂直に延ばす線は、被害分岐点である。
table:ダリトメソッド
緊急である 緊急ではない
被害・大 ダメージコントロール リスクマネジメント
被害・小 トラブルシューティング
ダメージコントロールは、4分割のうち左上に当たる。
リスクマネジメントは、右上になる。
トラブルシューティングは、左下である。
残った右下は、無害なので無視して良い。
予防対策を十分に行い、ダメージを受けた時は速やかに 問題箇所を局所化し、被害を最小限にとどめる。
予防
被害検知
局所化
復旧
code:a.mermaid
quadrantChart
title ダリトメソッド
x-axis "緊急度・高" --> "緊急度・低"
y-axis "被害・小" --> "被害・大"
quadrant-1 "リスクマネジメント"
quadrant-2 "ダメージコントロール"
quadrant-3 "トラブルシューティング"
quadrant-4 " "
"事象": 0.7,0.4