ダブルチェック
二重に確認すること。
ダブルチェック(二重照合)は、悪意のミス防止に有効であるとともに、過誤防止にも効果がある。
それは、二人の人間が同時に同じ誤りを発生させることは少ないという経験則によるものである。
ダブルチェックは、誤りを防ぐ効果はあるが、反面、手続きを煩雑にする。
また、共謀されたら不正は防げないという限界もある。
このような欠点・限界を十分理解し、ダブルチェックに過大な期待を抱くのでなく、他の手段も組み合わせて 採用し、有効な誤り防止策を構築すること。
相互の依頼心を排除、構造的照合ができるように
技量を疑うようなチェックはしない
信頼関係を維持
時間をずらして二人目が点検する(時間差型)
それぞれが(専門性をもって)独立して判断する。
時間をずらして同じ人が2回点検する
二人が役割を分担し同時に 確認する(役割分担型)
二人が役割を換えて2回確認する
複数の確認対象に対して役割を分担
「読む役」と「見る役」
二人が(役割を分担せず)同時に確認する(同時型)
二人で同じものを指差呼唱をしたり、復唱したりして確認。
double-check
クロスチェック(cross-check)
ダブルチェックの落とし穴