コロプレスマップ
区画別段彩図ともいう。
統計地図の1つで、統計区ごとにそこの統計量を段階区分で色区分した指定色を塗った地図。
おのおのの統計区の広さがほぼ同じ場合は、分布の状況がよく表わされる。
統計区内は同じ色調で示されるので、等質の印象を与える。
表わす統計量が絶対量の場合は実情と異なった印象を与えるおそれが生じる。
たとえば、日本の県別米収穫量の絶対量を段階区分して,それに基づいた県別のコロプレスマップをつくると、北海道が米作県の印象の地図となる。
したがって,統計区の面積の大小の違いが大きいときは、単位面積あたりといった相対量に直したうえでのコロプレスマップにする必要がある。