オッカムのウィリアム
1290?~1349?。
イギリスの後期スコラ学、
14世紀
唯名論
を
代表する
、
論客
。
フランチェスコ会修道士。
ドゥンス・スコトゥスに倣い、
神学
と
哲学
を
区別
し、
信仰
と
理性
を明弁した。
後に、トマス・アクィナス、スコトゥスの論を批判、唯名論的立場を表明したことに端を発し、有名な
普遍論争
が
起こった
。
そこで
「普遍的概念としての『人間』や『神』は、人間の精神の外に実在せず」
「実在が普遍ではなく、概念をなす記名が普遍を成している」
とし、
20世紀
言語学
、
分析哲学
における「
シニフィアン
/
シニフィエ
」の原型といわれる。(シニフィアンのシニフィエに対する優位性)
またこれが、唯物論の最初の表現だとする人(
誰?
)もいる。
オッカムは彼の生地の地名。
William of Ockham
オッカムの剃刀
(
Occam's Razor
)
オッカムのウィリアム - Wikipedia