アフォーダンス
特定の種が自己の環境適応に必要な、その種固有の環境手掛かりである。
生活体はアフォーダンスに導かれて、生態学的に妥当な生活を可能にする説いている。
言い換えると、人間も含めた動物が、ある事物に対して、あるいはそれを使って、何ができると感じるか、その性質のことをいう。
アフォーダンスとは、もともと知覚用語であるが、ドナルド・ノーマンがインターフェースの用語として定着させた。
物体の持つ属性(形、色、材質、etc.)が、物体自身をどう取り扱ったら良いかについてのメッセージをユーザーに対して発している、とする考えである。
動詞はサ変活用(?)で「アフォードする」などという使い方をする。
インターフェースのデザインにアフォーダンスを利用すると、ユーザーはその扱い方を知らずとも、その時々物体の方が扱い方を教えてくれる。
つまりユーザーがその物体について知っていなくてはならない事の量を減らすことが出来る。
インターフェースの世界では、純粋なアフォーダンスだけではなく、後天的な学習によるものも含め、広く「アフォーダンス」という言葉を適用する 傾向がある。
また実際、その区別は困難であると思われる。
affordance
チャールズ・ダーウィン
ジェームズ・ギブソン
ドナルド・ノーマン
インタラクションデザイン
知覚心理学
ゲシュタルト心理学
生態心理学
アフォーダンス - Wikipedia