すべき思考
ストレス状態に陥り易い固定化した考え方の一つで、何かやろうとする時に「~すべき」、「~すべきでない」と考えることを言う。 例えば、「あの時、父親は怒るべきではなかった。」、「上司はこうあるべきだ。」と言ったような思考パターンを言う。
何かをやろうとするときに、常に「~すべき」、「~すべきでない」と考えると、その基準に合わせようとして自分自身を追い詰めることになり、出来なかった場合は、あたかも自分が罰せられたように感じて、自己嫌悪に陥ったり、暗い気分になりやすいと言える。
また、「すべき思考」を他人に向けると、他人の価値基準とは往々にして合わないため、イライラや怒りを感じることになると言われる。