macOS:主要フォルダ
/(ルートディレクトリ)
macOSの最上位ディレクトリ。
すべてのファイルとフォルダはここから始まる。
/Applications
全ユーザー共通のアプリケーションが保存される。
システムアプリやユーザーがインストールしたアプリが含まれる。
/System
macOSの中核部分。OS本体のファイルが格納されている。
macOS Catalina以降は読み取り専用になっており、通常ユーザーは変更不可。
/Library
システム全体に関わる設定ファイルやリソースが格納される。
全ユーザーに影響するフォント、プラグイン、起動エージェントなどがここにある。
/Users
各ユーザーのホームディレクトリが格納される場所(例:/Users/username)。
個人ファイルや設定はこの中に保存される。
/private
一見見えないが、システムで使用される一時ファイルやログなどがある。
例:/private/tmp, /private/var/log
/Volumes
外部ストレージやマウントされたドライブがここに表示される。
USB、外付けHDD、ディスクイメージなど。
/bin, /sbin, /usr/bin, /usr/sbin
UNIX系コマンドの実行ファイルが配置されている。
/usr/bin には一般的なコマンド(例:ls, cp)、
/sbin には管理者用コマンド(例:ifconfig)が入っている。
/etc
システムの設定ファイルが入っている(シンボリックリンク)。
例:ネットワーク設定やホストファイル。
/tmp
一時ファイル置き場。再起動で削除されることが多い。
通常は /private/tmp へのリンク。
/dev
デバイスファイル(ディスク、端末、仮想デバイス)が格納される。
通常の操作では意識する必要はないが、開発者は利用することがある。
macOS.icon