SRKモデル
ラスムッセンのSRKモデル(Rasmussen's SRK Model)
人は、外界からの情報を認識し、それに対応する行動を計画して実行するが、各段階で用いられる注意の使用量はそのときの状況と実行者の習熟度によって異なってくる。
各段階における注意容量(注意のリソース)の使用度によって、行動パターンはスキル(Skill)ベース、ルール(Rule)ベース、ナレッジ(Knowledge)ベースの 3 段階に分類される。
The Skills, Rules, Knowledge (SRK) framework
イェンス・ラスムッセン(Jens Rasmussen)
スキルベース(Skill-base)
熟練したタスクに関する自動的で無意識的な感覚ー運動連合による行動
ルールベース(Rule-base)
過去の経験と学習によって獲得した規則や手順の意識的適用
ルールベースのレベルで判断を誤り、誤った意図の下に行動してしまうエラー
「正しいルールの誤った適用」と「誤ったルールの適用」
知識ベース(Knowledge-base)
不慣れな情況における行動目標からの行為系列の概念レベルにおける導出と適用。
知識ベースのレベルで判断を誤り、誤った意図の下に行動してしまうエラー