MacOS:ファインダー
ファインダーとは、MacOSにおけるファイルやフォルダを管理するための基本的なアプリケーションである。
ユーザーがファイルを開く、移 動する、削除する、検索するなどの操作を行う際の中心的なインターフェースとなっている
ファイル管理
基本的な画面構成
サイドバー
よく使う場所(「書類」「ダウンロード」「デスクトップ」など)や接続された外部ディスクが一覧表示される。
ツールバー
表示方法の切り替え、タグの設定、新規フォルダ作成などの操作ボタンが並ぶ。
表示エリア
実際のファイルやフォルダの内容が表示される。
パスバー(オプション)
現在のフォルダの階層構造が表示され、クリックして遷移できる。
主な操作方法
ファイルの開閉・移動
ファイルをダブルクリックすると、対応するアプリケーションで開く。
ドラッグ&ドロップで、ファイルやフォルダを移動またはコピーできる。
Commandキーを押しながらドラッグするとコピー、Optionキーでエイリアス(ショートカット)を作成できる。
フォルダの作成・削除
メニューバーの「ファイル」→「新規フォルダ」またはCommand + Shift + Nで新規フォルダを作成できる。
ファイルやフォルダを選択し、Command + Deleteでゴミ箱へ移動できる。
表示方法の切り替え
アイコン表示、リスト表示、カラム表示、ギャラリー表示の4種類がある。
Command + 1〜4のショートカットで素早く切り替えられる。
タグとカラー分類
ファイルにタグを付けて色分け・分類できる。
サイドバーからタグごとにファイルを絞り込むことも可能。
検索機能
ウィンドウ右上の検索バーにキーワードを入力することで、現在のフォルダまたはMac全体を対象に検索できる。
Command + Fで「検索モード」に切り替え、属性(種類、日付、タグなど)による絞り込みも可能。
その他の便利機能
クイックルック(Quick Look)
スペースキーを押すことで、ファイルを開かずに中身をプレビューできる。
タブ機能
Finderウィンドウはタブで複数開くことができる。
Command + Tで新規タブ、Command + Wでタブを閉じる。
サイドバーのカスタマイズ
「Finder」→「設定」→「サイドバー」で表示する項目を追加・削除できる。
AirDropによるファイル共有
Finderのサイドバーにある「AirDrop」から、近くのAppleデバイスにファイルをワイヤレス送信できる。
MacOS:Finder
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