党派闘争理論
「党派闘争理論」は、
主にマルクス主義やレーニン主義における党内または左翼セクト間の主導権争いに関する理論(解党主義や召還主義との闘争)
または日本の新左翼における「内ゲバ(党派間の武力闘争)」を正当化する過激な組織論理
を指す場合があります。
マルクス主義における「党派闘争」
ロシア革命の指導者レーニンなどが提唱した概念に由来します。
プロレタリアート(労働者階級)の解放を目的とする共産党において、党の路線に反対したり、分裂を画策したりする分派活動(解党主義など)は労働運動にとって有害であるとし、これらを理論的に暴露し排除する闘争を指します。
日本の新左翼における「党派闘争理論」
日本の新左翼運動(セクト)において用いられた場合、他党派を「反革命集団」や「敵」と見なし、暴力的な襲撃や殺害(内ゲバ)を正当化する政治理論や組織論理を意味することがあります。
唯一の前衛党思想
「自派こそが絶対的な革命の指導者である」とし、方針が異なる他の左翼組織の存在を認めない考え方に基づきます。
のりこえの論理
一部の党派(革マル派など)は、自派の戦術こそが正しく、それに従わない他党派を実力で解体・排除することによってのみ社会運動が発展するという独自の「党派闘争理論」を掲げていました。
なお、「闘争(対立や紛争)」を社会発展の原動力とする社会学の理論(コンフリクト理論・葛藤理論) を指す場合もありますが、特定の「党派(政党や政治的派閥)」に焦点を当てた場合は上記のような政治運動・組織論の文脈で語られるのが一般的です。