ルーティン知識資産
ルーティン知識資産は、
日常業務
での
定型業務
や
ノウハウ
、
組織文化
など、
ルーティン
に落とし込まれた
暗黙知
である。
それぞれの企業のもつ
背景
や
物語
が
継続的
な
実践
により
メンバー
に
共有化
されることによって、ルーティン知識資産は
形成される
。
今ある
知識資産
を
ベース
に
新たな
知識資産を
生み出す
ためには、どのような知識が組織のどの部分に
蓄積
されているのかを
把握
しておく
必要がある
。
また、それに並んで重要なのが、組織がどのような知識資産を欠いているかである。
企業が自己のありうべき姿(
知識ビジョン
)を
達成する
ためにはどのような知識が必要であるかを
認識
し、もし現在そうした知識を有していないならば、外部から取り入れるか内部で蓄積する必要がある。
その意味でも知識創造を効果的に行うには、
定期的
に知識資産の「
棚卸
」を行うことが
有効である
。
しかしながら、知識資産を
定量的
かつ
的確
に
評価する
指標
は未だ開発されていない。
知識
、
特に
暗黙知を
数値データ
に
転換
し、
客観的指標
で
評価する
ことは
現状では
困難
であり、知識資産の評価は
今後の課題
となっている。
ルーティン
+
知識資産
ルーチン
(
routine
)
routine knowledge assets
恒常的知識資産