ベストアンドブライテスト
1969年刊。
ケネディ政権の閣僚や顧問・補佐官として結集したウィリアムおよびマクジョージ・バンディ兄弟、国防長官ロバート・マクナマラ、経済学者W・W・ロストウ、国務長官ディーン・ラスクらの人材はいずれもアメリカ上・中流家庭に生まれ、一流大学を出た文字どおり最高の知的エリートだったが、ベトナムでは道義的にも国益にも反する政策を立案・実行したことを、著者はこの本で痛烈に批判した。
著者は、この知的エリート集団が自ら立案・実行したベトナム戦争の行き着く先の暗いことを見届けると、ロストウ、ラスクを除いてはいち早くハト派に転向したことをもあわせて皮肉っている。