エリート競争的民主主義
一般大衆の政治参加を制限しつつ、指導者たらんとするエリート同士が「選挙」という舞台で自由に権力を競い合うことで統治の正当性を得る民主主義のモデル
代表者の選出
民主主義を「人民による統治」ではなく、「指導者の選抜システム」と捉える。
大衆の役割
普段の政治には無関心で無能である大衆は、選挙の時にどのエリートに統治を委ねるかを選ぶだけの役割に留まるべきとする。
統治の効率性
専門的な知識や能力を持つエリートが政策決定を行うことで、効率的かつ安定した政治運営が可能になると考える。
長所
衆愚政治(大衆の感情に流される政治)を防ぎ、専門性を持った指導者による安定した統治が実現できる。
短所
エリートによる寡頭支配になりやすく、一般市民の意見が政治から乖離する可能性がある。
また、政治参加の機会が選挙に限定されるため、市民の政治に対する無関心やシラケを招きやすい。