静けさをデザインする
hero animation
一番下の雨のアニメーション
レモンがしたたるアニメーション+wave tank simulation(見よう見まねで実装)
deployのアニメーションは2回リテイクを食らった末にひねり出したもの
ゲームっぽいやつとかdenoくんを全面に押し出した派手なやつとかを提案していた
けど結局、コンセプト(雨)を抽出したミニマルなアニメーションがしっくり来たみたいだった
で、雨コンセプトでもトランジションを結構派手に入れていた(ロゴとか背景の形状とか)
モーショングラフィックス感でたやろ!みたいな
イージングも結構詰めた
でもあんまりflashyにしないでほしい~ということでアニメーションは削除
最終的に結構静的な感じのアニメーションになった
で、しばらく経って、ryの言っていることが正しいかもしれないと思ってきた
情報量が足りていないんじゃないかと不安になって派手なアニメーションを入れていた
確かに見ている人を圧倒できる
しかし、視覚的に圧倒することと「心地よいサイト」は全く別
自分はvisitorに「ブランドに対して好感を持ってほしい」「共感を持ってほしい」「心地よさを感じてほしい」
動きをデザインするのではなくて、場をデザインしなくてはならない
手段が目的化してしまっている
アニメーションは強力すぎて不用意に注意を引いてしまう
むしろメッセージが伝わらないかもしれない
「静けさ」をデザインする
ししおどしがコーンみたいなやつ
不必要に注意を引かないように「引っ掛かりを削る」
かっこよさを排する
アニメーションはワンメッセージにする
メッセージがないなら入れない
緩やかなイージングを採用する必要がある
僅かなアニメーション
背景になるようにデザインする
共感覚的に音を感じさせる
ユーザが意識的に着目したときだけ、心地よいアニメーションが感じられる塩梅にする
あるいは、ユーザがトグルできるようにする
物理的な挙動を入れる
最近要素の出現時にアニメーションされるのが好まれないケースもあるなあと感じている。自分は気にしたことないけど、ユーザの操作している箇所とは無関係なところが動いて視線誘導してしまい、集中を妨げるのかもしれない。
3Dゲームや運転でなぜ酔うのかというのを考えていて、自分の動作が起点になって視野が動くのは問題ないことが多く、そうでない場合酔いやすい。
アニメーションに関連してないかなあ
別の話で、音を鳴らしていいのがonclickとかユーザ起因イベントになってるのがなかなか的を得ているんじゃないかと思う。ユーザの意図が大事
じゃあ何も動かしたらだめということになってしまうとつまらないわけで、今考えているのはグラフィックをわずかに動かすのだったら大丈夫だよねということ - 草木がなびく程度にささやかであれば。
あとは動かす範囲がどれくらいならいいのか、全体にやっていいのか部分を動かすようにしたほうがいいのか、一方向に動かしてしまうのはまずくないのか、とかの例を見たい