雑味をとる
流行りの音楽について考える
器用なタイプの作曲家と、ミニマルに素材をぶつけてくるタイプの作曲家で違いが鮮明になってきた気がする
器用なタイプは、入れたい要素をうまく馴染ませて、ジャンルの風味をつけて完成させることができる
作り方そのものがAIっぽい
いろんなものをレイヤーしていくことで複雑な味わいにして「それっぽさ」を確保する
他方、それは雑味でもある
印象に残る箇所が少なくなってしまう
ミニマルタイプは、ほぼコラージュ
時代が要請しているのは、雑味の少ない音楽だと思う
ユーザのビューが常時ザッピング状態なので、コンテンツ内でバリエーションに富んだ表現をする必要がない
実例
人マニア
同時に鳴っている音が少ない
一つ一つのサンプルが記号的
メッセージがシンプル(皮肉やDis)