階層構造が便利なケース
ごくたまにある
階層構造を取るのは最終手段というのもそう
ただ、年間の書類をまとめるのに階層構造&素のファイルシステム便利だなと思う
Scansnapでそういう構成を取っている
年度ごとにフォルダを作り、その中に書類の分類で子フォルダを作っている
次の年にその構造ごとコピーできる
これは年ごとに分類システムをコピーしてリファクタしていく、ボトムアップなシステム
「骨格を使い回せる」ということだと思っている
何度も実行するワークフローであり、柔軟性が必要で、いずれ効率化していきたいような仕事だとはまる
制作やる人間だとまあまああると思う
ファイルを除いてフォルダ構造だけコピーできてもいいのになと思っている
階層構造の利点は、未分類を許さないというオプションを持てること、誰かに渡すときのドキュメント性が高いこと
ZIPで固めて税理士に渡すとかしやすい
無理が出やすく破綻しやすいという短所はある
「その他」フォルダを無秩序にせずに使っていけるか
ふわっとした人間が作ったものに対してルールを強制する tailwindを思い出す。適当に設定されたpaddingとかの値に曖昧さを許さない。必ずなにかのコンテキストに沿った位置づけをさせられる。名前をつけさせられる arbitary valueもこのルールに沿わないものを明示するという意味で、やはりルールづけの一環だと思っている
この強制度を人間が選べるということが案外重要なのではないか
アイデア帳的なメモアプリに階層があると破綻しやすいと思うしフラットでいいと思うのだが、それ以外にも未分類がコスト高に繋がりやすいようなユースケースがあるのではないか
eslint的な感じで、フォルダ下だけきっちりやりたいというようなことがある
OSのファイルブラウザが便利
階層構造の編集を数十年やったUIだけある
flattenとかmapはほしいけど…
Webアプリやスマホアプリがファイルブラウザを独自実装するの個人的には良く思っていない
コレクションに対する編集UIを作るのが大規模になってくると、結局ファイルブラウザの再実装になるんではと思っている
そうなると、範囲選択、一括編集、コピーペーストなどの機能が欲しくなる
むしろどこでアプリが自分の中で抱え込むのを手放すか、な気がする
Windowsだとコンポーネントとしてファイルツリーとかを提供しているがあまり良くない。ので独自実装が悪いというわけではないんだろうけど、別ビューとしてファイルシステムからの編集はできたほうが良いと思う
余談:Windowsではファイルの「切り取り」ができる
これ、Macではできないので見方は色々あると思うが自分はできるべきだと思う
階層構造の編集というのは物理的な整合性は横に置くべきだと思う
純粋に階層付きリストの編集に必要な操作はすべて揃えておくべき
ないものを見つける
フォルダ同士を比較することで、あるべきものがないみたいなことに気付ける
例えば2023フォルダと2024フォルダを比較して、領収書フォルダがあるかないかみたいな
発想・発散用のノートとしては非構造化エディタのほうが良いわけだが、ミスがないか確認する必要があるマネジメント層になってくると、構造を必要としてくるのだろう