自動勉強会雑感
メリット
コミュニティの活性化につながる
民主的かつ誰にでも開かれている
リアルコミュニティって属性で結構壁を生みがちだけど、ScrapboxもDiscordも「誰が話している」という認識が薄めなので、話題さえ合えばすぐ会話に参加できる
ROMを許容している
話すのが苦手な人というのは結構な割合存在する
外出中や、育児などがあって通話できない人も聞き専で参加できる
しかし、話せないからといって参加障壁を作っていない。ログの追記という形で対話に参加できるようになっている
地理的・時間的障壁を軽減している
ログがあることで都合が合わなかった人でもある程度の参加感が得られる
また、会が終了したあとに追記してもよい
デメリット
長時間に及んでしまう
これはまだあまり表面化してないけど、5回とか続けるともう面倒になって参加者が減ったりするのではないだろうか
集中力が続かない
中上級者のあるある会になってしまう危険性もあり、初心者がついてこれなくなる瞬間が出てしまいそう
上級者は抽象的な議論でも音声だけでできるけど、初心者は少なくとも絵がないとつらい
一応そのためのログなのだけれど、長時間になると苦痛かもしれない
主催の負担が思ったよりでかい
オンラインコミュニティで分担をお願いするのが結構気が引ける
目次づくりの大半が主催者の作業になりがち
Scrapboxに戸惑う人が多い
何を使ってもあるのでしょうがないけど、まずScrapboxの説明から入るのを軽減したい。頻出なのはログイン・登録と文法。あとアイコンの付け方
自動勉強会自体のシステムについてもScrapboxの機能を工夫して実現している部分があり、初めて覗きに来た人にとっては独特の世界すぎるかもしれない
形式そのものの新鮮味に依存しているところがある?
社でやったときはやはり参加者は微減を続ける…みたいな感じだった
オンラインで継続的にやるとどうなるんだろう?
キューに積むという形式上、ホットな話題のキャッチアップが遅れてしまう
小ネタとかはじゃんじゃん消化できるといいのだけど…
大ネタ1つ+小ネタ1つという2スロット用意するのは手かもしれない
参加には少なくともDiscord, Scrapboxの2アカウントを登録する必要がある。しかし宣伝は主にTwitterなので全てをTwitterのOAuthでやりたい…
Discordが最適なのか?基本Scrapboxのページ開いてるし画面共有しながら進めるのでテキストチャットに気づかないことがある。
もともとSpacesがPCに対応したら利用する予定だった(けど待ちきれなかったのでDiscordを立てた)
よさそう
アイスブレイクは必要。複雑GUI会では作ったもの紹介をあてている(これは実装があると話しやすい&質問しやすいということもある)
自動勉強会自体がコミュニティのアイスブレイク的な側面もあるため、アイスブレイクのアイスブレイクみたいな感じではある
目次づくりの分担
目次の一部を人にお願いできると、その部分の進行もお願いできて主催が楽になる
複雑GUI会では終了後の時間を次回の目次づくりにあてている
全員でのログ取り
書記をひたすらやってくれる人が出てくれるとかなり助かる
主催はファシリテーションのために割と集中して話を聞く必要があるため、タイピングと両立が結構難しい
終了後の雑談パート
参加者の体力が残っている場合は1/3くらいは残る
次回の準備など、何か目的が設定されているといいかもしれない
Youtubeにアーカイブ(限定公開)
Glyphsでやっている
ログで気になった箇所だけアーカイブで聞くみたいなつまみ食いができそう
複雑GUI会でもやってもいいのかもしれない(発言に緊張感が出てしまうか?ちょっと分からない…)
疑問など
時間はどれくらいがいいのか?
2時間以内にしたほうがいい気がする
初心者の集中が続かない問題もあるし、
休憩もあったほうがよいのか?
人数はどれくらいがいいのか?
リスナー数に関わらず積極的に話す人が3人位はほしい
話す人が少なければ自然と出てくるかも?
2週間で一回というのがちょうどいい間隔なのかわからない
主催的には週イチはつらい。2週間がちょうどよさそうだけど話題の熱は持つのだろうか?2ラインくらいあればいいのだけど…
リマインダーをめちゃくちゃ打つけど、うるさくないかな…
connpassやtwitterやslackやdiscordや…ってやってて、その手間もちょっとしんどくなってきてる
自動勉強会専用のWebサイトが欲しくなってきている
Googleカレンダーの追加リンクを貼る(Glyphs勉強会)のはよさそうなので次回真似する
英語圏にも広げられないか?
自分は英語話せないけど…
システムがあって英訳されていれば使われることがあるんじゃない?
これからの自動勉強会
割と主催に心理的負担がかかるシステムだということが分かってきた
自動勉強会から「あまり親しくない人たちが予定を合わせて何かする」のに特化したシステムを切り出すと汎用的で良いかも
自動読書会というのもあった
自動勉強会を経て何をするか、というのも考えたい
自動勉強会は下草のようなものかもしれない。
他の自動勉強会の感想
終わってから思ったこと
勢いを削がない仕組みが必要な気がする
ファシリテーターは(相手が応答可能かは配慮しつつ)躊躇なく話を振ってみることが必要だった
最初らへんでこんなことを聞いてみたいとか、話してほしいとか言ってみて感触を確かめる
終わりが見えないのは辛いかも
例えば開始時点で開催回数を決めてしまって、すべての回でお題を固定してしまっては?
一週間ずつ x 3回とかのセットでやるとか
1ヶ月まるごととか?
グイの月とかいって、9月は自動勉強会やるとかにしてしまってもいいかも