Excel 及び スプレッドシートにおける時間の計算Tips
Google スプレッドシートで勤務時間を分単位で計算する方法
1. データの入力例
まず、スプレッドシートに以下のようにデータを入力するとします。
A列: 日付 (例: 2025/7/22)
B列: 勤務開始時間 (例: 9:00)
C列: 勤務終了時間 (例: 17:30)
D列: 合計勤務時間 (分)
2. 関数を入力する
「合計勤務時間 (分)」を表示させたいセル (例: D2セル) に、以下の関数を入力します。
code:excel
=(C2-B2)*1440
3. 関数の解説
C2 - B2: 終了時間から開始時間を引くことで、勤務時間 (日数単位) が計算されます。たとえば、9:00 から 17:30 の場合、結果は 0.35416666... のようになります。これは1日のうちの時間の割合を表します。
* 1440: 1 日は 24 時間、1 時間は 60 分なので、1 日は $24 \times 60 = 1440$ 分です。上記の計算結果に 1440 を掛けることで、総勤務時間を分単位に変換できます。
注意点
時間の入力形式: 時間は「9:00」や「17:30」のように、スプレッドシートが時間として認識できる形式で入力してください。
深夜を跨ぐ勤務: もし深夜 (例: 22:00 から翌日 6:00) を跨ぐ勤務時間を計算したい場合は、関数が少し複雑になります。その場合は、開始時間と終了時間が同じ日付にあるという前提では上記の関数は正しく機能しません。
表示結果が「0:00」になる問題
表示形式→数字→カスタム数値形式で以下を入力("を外す)
"#,##0_);(#,##0)"