YAZAWAよりも矢沢さんの気持ちを知りたい
①「私はいいんだけど、○○○って思う人もいるから…」「私はいいけどさ、普通□□□じゃない!?」
②「(みんながどう思うかはさておき)私は○○○と思うから、□□□にしてみたらどうかな?」
なんらかの意見(主にネガティブ要素があるケースが多そう)を表明するときに、つい①のように一般論にして主語を大きくするような言い方をしてしまいがちになる。
①は、一見すると親切そうに思えなくもない(自分は寛容だけど、一般的にこうした方がいいというアドバイスまでしてあげている、的な?)けど、色々な意味であまり良くないなと感じる。一般論にしたり自分以外の想像上の賛同者を利用しようとすると、問題解決に時間がかかるようになる気がする。
できれば②のように自分がどう思うかを基点にしてコミュニケーションを取りたいなと思う。
補足しておくと、こういう言い方をされてモヤったみたいなことは、少なくとも最近は全然無い。
逆に、自分が最近うっかり①っぽく意見を表明しそうになり思いとどまって②のように伝えることができて、そしてポジティブな受け止め方をしてもらえて嬉しかったので、改めてメモしておく。
そしてこれは無意識のうちに個人に染み付いているような気がしており、知識として学習するとともに、かなり意識しないと悪気なく①を選択してしまうことも発生するような気がする。むずい。
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上のことを書いていて『俺はいいけどYAZAWAが何て言うかな?』という言葉を思い出した。
あるとき、イベントスタッフが、矢沢さんが泊まるホテルのスイートを取ろうとしたのですが、手違いでツインを取ってしまった。慌てて謝ると、矢沢さんは、こう答えたそうです。
「あぁ、そうなの? いいよ、部屋がない訳じゃないんだから、気にしないでよ! ボクは別にいいから。ただ、ボクは別にいいんだけど、YAZAWAが何て言うかな?」
… 直後、あっという間にスイートが用意された──とも伝えられています。
この言葉は名言として引用されることが多いけど、つまり①なのでは…😂
矢沢さんはスタッフさんに「俺はいいけどYAZAWA的概念で考えた時に(=YAZAWA的な常識として)どうかな?」と問うているわけで、矢沢さんはアイメッセージできてないことになる。
「YAZAWAよりも矢沢さん、あなたの意見を聞かせてくれ!」というのが今求められていることなのかもしれんな〜