20240508 Appleのプレス動画を見て考えたこと
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🕰 Chronological
🌅 早朝
🏞 午前
FH で大きなステップがあった。引き続き頑張るぞ🚀 その後はここ最近取り組んでいる案件を引き続き進めた。
🏙 午後
今週は今日だけで、来週は RubyKaigi というプログラミング言語 Ruby の祭典が開催されるため来週も月曜のみ。 🌃 夜
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✍️ Memo
iPad Pro が新しくなるということでプロモーションの映像が公開され、物議を醸している様子。
Meet the new iPad Pro: the thinnest product we’ve ever created, the most advanced display we’ve ever produced, with the incredible power of the M4 chip. Just imagine all the things it’ll be used to create.
https://www.youtube.com/watch?v=ntjkwIXWtrc
(どうでもいいけどこの公式映像を探してくるのに結構苦労した)
なかなか驚きの映像で、僕も8:2くらいの割合でネガティブな印象を持った。
このサムネのチョイスも、うーむ😅
「何かを誉める(持ち上げる)ために、相対的に他の何かを腐す(落とす)必要は全くない」というのはここ最近ずーっと思っていることだけど、そこに繋がる感情を覚えた。
一方、ポジティブな反応もそれはそれで勿論あって良いし、以下のスレッドは興味深く拝見した。
チャラチャラと人が踊りながらクリエイティブ活動する映像はもういいw
妻も「全然いいじゃん」という反応で、人それぞれ受け止め方があって面白いな〜と思った。
〜〜〜
思い返してみると、Appleは昔Windowsを腐すようなCMを作っていた。ラーメンズが出ていてシニカルでとても面白いなぁと思って見ていたことを思い出した。
(YouTubeなどで検索すると色々出てくるのだけど権利的に怪しいので貼らないでおく。公式の映像はインターネットで見られないのかしら。よく知らないけど、元々海外版のCMがあって、その日本版としてラーメンズが起用された感じなのかな?)
ラーメンズが好きだったということを差し引いて、当時のCMは許せて今回の映像に嫌悪感を感じてしまう、その差はなんだろうか?
当時のラーメンズのCMは、なんだかんだAppleが王者Windowsに挑むために風刺的に作り上げたものになっているので、古くからのAppleファンは痛快に感じる面はあるような気がする。
弱者が、ユーモアや風刺の力を借りて強者に挑むというのは1つの戦略であり、有効な手段だと思う。
一方、今回の映像では、2つの点で違和感があったように思う。
1つは、もはやAppleは強者であるということ。強者が他を攻撃する(ように見える)形で自分をアピールしなくてもいいじゃん、という気持ち。
もう1つは、今回Appleが破壊する対象になっているのが、ライバル企業や競合製品でなく、Appleのターゲットユーザーであるクリエイター達そのもの(の愛用する道具)に見える、ということ。
強者、というかもはや「王者」と言える企業であるAppleが、いちクリエイターが愛用するものづくりの道具をまとめて破壊する様子を見せてネガティブな感想を持つ人が一定数いることは容易に想像できる(僕もその1人)。
Appleはこれまでの歴史を見てもクリエイティブを発揮している企業であることは疑いようがないし、クリエイティブとは破壊的である側面も持つと思う。そんなAppleのことをものすごく好きだしこれからも応援したいけど、Appleに破壊してほしいのは古いしきたりや固定観念、あるいは「より強い相手」「弱者を圧する権力」のようなものなどかなと個人的には思う。
今回の映像では、「物理的に場所を取る色々な道具ではなく、薄い iPad 1枚で同じように素晴らしいクリエイティブを発揮できますよ」というメッセージだというのは、そりゃわかるのだけど、見方によってはむしろ「強者となったAppleが弱者になりつつある個々のクリエイターを押しつぶしている」ように見えてしまい、かつてAppleが倒そうとしてきた「弱者を圧する権力」そのものにAppleがなってしまったように感じてしまう、それがとても悲しくそして怖い、と思ってしまうのかなぁ。
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上の話についてなるほどと思った投稿があった。
「楽器を潰すということは、クリエイターを冒涜している」という意見は日本人的には当たり前のようにピンとくるが、
もしかしたら海外の人はそう思ってなくて、「楽器を潰す」と「クリエイターを冒涜する」がつながってない可能性が高いなと
そうか、これは確かにある程度の国民性があるのかもしれない。
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もう何年も前なのだけど、
ラジカセとかマイクとか色々アナログなものをかついでいる兄ちゃん(1990年)
スマホ一台を持ってる兄ちゃん(2010年)
みたいな写真の比較(年数は適当です)が面白くてバズってたことがあるんだけど、その写真をネットで探してるけど出てこない〜。
その写真を、現代の高画質さで、よりアグレッシブに、そして攻撃的に表現したのが今回の映像かな〜なんて思った。
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ちょっと時間はかかってしまったけど、言語化できて良かったなと思う。
こういう文章を書く場として日記は良い。
エックスとかに反射的に書いちゃうと、細かく手直しできないし、初期衝動の詰まった意見をネット上に放流してしまうのはどうも抵抗があるので。
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書きながら色々と考えることもあり、以下の2つは今回に限らず自分の行動指針にしたいなと思った。 自分と異なる意見を排斥しない
「絶対おかしいだろ」「なんでわからないんだ」と思うことがある。今回もちょっと思った。しかし、自分がそう思っている時、相手もまた同じように思っている可能性がある。異なる意見を排除する気持ちが強いうちは、意見交換は難しくなってしまいそう。
思考をアップデートし続ける
反射的に考えたこと、1時間後にまとめた考え、それを見返して考え直したこと。全て繋がっているし変わっていくという前提で、完成を目指さずに更新し続けたいなと思った。
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村上春樹の卵と壁の話もあとで書き足したいけど力尽きた。。。
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📚 Input
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⏳ n 年前
何も書けてないと言いつつちゃんとページを作っていて偉い。
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