相手の行動変容を促すケースの分類を考える
相手に何かしてほしい時に相手に対して何か決めつけるのではなく自分の感情を伝えるべき、という話をした。
生活を共にする一員としてそれを告げる時は良さそう、風呂に入って欲しいとか、公園からお家に帰ろうって時とか。
でも、「勉強しろ」みたいなときは自分の感情を起点にして伝えるの結構むずくないか?
「綺麗じゃないと嫌でしょ、風呂に入れ」と伝える
「別に毎日じゃなくてもいい、明日入るよ」と言われ、水かけ論に…
「風呂に入ってないあなたと同じ布団に私が入りたくないから風呂に入ってほしい」と伝える
これは親の気持ちを表明しているので、少なくともそれを否定はできない
公園から家に帰ろうって時に「お腹すいたでしょ、帰ろう」と伝える
「まだ空いてないからもっと遊ぶ」と言われると言われ、水かけ論に…
「私がお腹が空いてご飯が食べたいから帰りたい」と伝える
これは親の気持ちを表明しているので、少なくともそれを否定はできない
上記のようなケースは分かりやすいというか、確かにその通りな気がするし真似したいなと思った。
一方で、「勉強しろ」みたいなのは、根本的には「あなたにメリットがあるからして欲しい」という気持ちが根っこにある。
「あなたが満点を取ると私が誇らしいから勉強してくれ」ってのは、(本音としてそういう面もあるかも知れないけど笑)それを伝えるのはどう考えてもおかしい気がする。親のために勉強するのがモチベーションになっては困るし。
じゃあどう伝えるべきか?「あなた自身にメリットがあるからしてくれ」系は、親自身がそれを行動で示すのが一番なのかな〜。