MMT
誰かの支出は誰かの所得
みたいな理論で非生産産業にでさえもばら撒けばGDPが増えて経済成長するみたいなことを言っている有識者すらいる
穴を掘って埋める作業ですら経済成長するんだとか言っているのと変わらんし
日本の若者を全員介護職にでもすればITとかの骨太の成長産業までも伸展して外貨稼げるようになるとでも思ってるんかね
イギリスでのMMT失敗
1ヶ月程度の短い期間でイギリスの年金崩壊するくらいのインパクトを残して失敗
MMTでの根拠で言われるのは、今まで大丈夫だった論だけど、典型的な正常バイアスだよな
MMTでは、簡単にインフレをコントロールすれば良いみたいな調子で展開してるけど、そもそも物価と金利は政府が自由にコントロール可能なものじゃない
国債発行の市中消化の原則
日本版MMTでは市中消化の原則を無視していいみたいな論調になっている
本家MMTでは市中消化を無視していいみたいなことは積極的には言っていない
日本で語られるMMTは特に論証を積み上げてるわけでもない単なる願望に過ぎない
リフレ派との違い
リフレ派
利率を下げる(金融緩和)ことで投資が行われて景気が良くなる
財政出動をそれほど重視していない
MMT
健全財政の定義を国債残高ではなく悪性インフレに置いている
財政出動を重視
金融政策はそれほど重視していない