CNAMEトラッキング
cname cloaking
ユーザに送られるHTML上でのアクセスポイントの見え方としては同じドメインに見せられる
実際はドメイン名のエイリアスなので異なるトラッキング用のドメインへのリクエストだが通常はブラウザはDNSの名前解決の過程を見ることはできないので騙せる
手順
広告主のドメインをDNSに新たにトラッキング用のサブドメインを切ってもらう
そのサブドメインへのアクセスをASPサーバーなどに向ける
これによって1st party cookieをサーバー側から埋め込むことができる
→サーバー側から埋め込んだ1st party cookieはitpの影響を受けない
対策
本当のドメインとリクエストを送ったドメインとを突合して異なっていたらcookie保存期間を7日にする
iOS14.2に搭載されたCNAME規制
ブラウザは本来はDNSで解決されたIPアドレスしか受け取らない→CNAMEされた本当のドメインを知ることができない
OSには本当のドメインの情報も知っている
SafariではOSと連携して本当のドメインの情報もブラウザに連携してもらっている→OSまで握っているAppleだからこそ
参照