Animagine XL
#画像生成
概要
Stability AI公式のSDXL 1.0のベースモデルから派生したモデルです。開発者によれば、高品質なアニメスタイル画像の精選データセットを用い、バッチサイズ16・学習率4e-7で27000ステップのファインチューニングを実施しています。初期版(v1.0)公開は2023年8月で、この時点では1024×1024解像度での学習(アスペクト比バケッティング対応)により高解像度対応を図っていました 。以降も継続してモデル改良が重ねられ、2024年1月にv3.0、3月にv3.1、そして2025年1月に大幅強化版のv4.0が登場しています 。v4.0では840万枚以上という大規模なアニメ画像データで再学習が行われ、より緻密で高度な描画力を獲得しています。
なおSDXLのRefiner(二段目細密化モデル)は存在せず、画像生成はベースモデル単独で完結します 。そのため出力後に必要ならユーザがアップスケーラー等で微調整する必要がある。
画風
高品質で破綻の少ない絵を安定生成する能力に長けてる
学習データが比較的限定的・均質であったことから、生成される画風には一定の統一感がある
「安定した高品質な汎用絵」を得たいならAnimagine、「細部指示や特定の作風まで踏み込んだ多彩な絵」を追求するならIllustrious