時間選好
概要
将来と比較して現在の消費を優先する度合
時間選好の低下が文明化の起点であった
時間選好率が低い→自制心が高い
時間選好率が高い→衝動性が高い
動物の時間選好は人間と比べてはるかに高い。ほとんどの動物は目の前の本能的欲求を満たすために行動し,将来という概念を持たない
時間選好が低下すると、より遠い将来の需要を見据え、長期的視点で生産活動を行うようになる。消費するための商品ではなく、将来の生産に使うための商品、つまり、資本財を生産するという知恵を得る。
私たちは日々、他人とさまざまな経済取引を行うが、それよりずっと多くの取引を将来の自分と行っている
自己投資
人間は時間選好が低いため、狩りをする時間を削って、槍や釣竿を製作する時間を作るという選択ができる。槍や釣竿は空腹を満たしてはくれないが、狩りの効率を上げる。これが投資の本質だ。人間は目先の満足を先送りして資本財の生産に時間と資源を投資する。資本財は生産構造を高度化し、生産技術を進化させ、操業時間を長期化する。人間がわざわざ満足を先送りして、不確実な将来を見据えた長期的生産活動に従事する唯一の理由は、そうすることで生産量が増え、商品品質が向上するからである。すなわち、投資は生産者の生産性を高める。
時間選好を下げて自己投資を大きくする
財を投資して財を増やす
財を投資して収益構造(事業)をつくる
時間選好率を下げるためには
健全な貨幣
精神的余裕
面倒なことをやったり
ご褒美を先延ばしにできる
経済的余裕
すぐに報酬を得なくても暮らしていける
マシュマロ実験の再現実験で明らかになった
時間選好が低いから成功しているというのではなく、経済的余裕がある家庭に育っているから時間選好が低くなり成功している
参照