リカレント教育が注目
日本ではリカレント教育の充実が延々と叫ばれています。
これは1995年の資料です。
<リカレント教育>
「リカレント教育」とは、「学校教育」を、人々の生涯にわたって、分散させようとする理念であり、その本来の意味は、「職業上必要な知識・技術」を修得するために、フルタイムの就学と、フルタイムの就職を繰り返すことである(日本では、長期雇用の慣行から、本来の意味での「リカレント教育」が行われることはまれ)。我が国では、一般的に、「リカレント教育」を諸外国より広くとらえ、働きながら学ぶ場合、心の豊かさや生きがいのために学ぶ場合、学校以外の場で学ぶ場合もこれに含めている(この意味では成人の学習活動の全体に近い)。なお、「リフレッシュ教育」は、「リカレント教育」のうち、
1) 職業人を対象とした、
2) 職業志向の教育で、
3) 高等教育機関で実施されるもの
であり、むしろ諸外国での「リカレント教育」に近い概念である。
1995年の時点で、既にこうした動きが始まっていたようです。
そしてこれは2017年の資料のPDFです。
文部科学省においても、教育再生実行会議第六次提言(平成 27 年 3 月)を受
け、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラム
を「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定する制度を創設
した。本制度により、社会人の学び直しの選択肢の可視化、体系的かつ魅力的で学
びやすいプログラムの増加、企業等の理解増進を図り、大学等における社会人の学
び直しの更なる促進に取り組んでいるところである。(平成 29 年 4 月現在で 180
課程を認定)
文部科学省が何もしていないわけでは無いようですが、まだまだ道半ばみたいです。