未実装のラスボス達が仲間になりました
面白い
部下パターン型
キャラクタ
修太郎
スキル「ダンジョン生成」を保有し、バグで、生成したダンジョンが未実装の最終ダンジョンと繋がり、意図せず6人の魔王たちを統べる王になる。
中学生設定なので、無邪気で素直なキャラクタ設定なのが、無自覚俺強との相性が良い。
小学生のような構想でワクワクしながらする行動が突拍子もない成果に繋がってしまう。
魔王
バンピー
アンデット族を統べる魔王
生命力を持つ物に触れると死に至らせる
自らも世界に絶望し、死のうとしている
修太郎は、魔王たちのロス・マオラにダンジョン生成をすることで、バンピーを支配下においたことで、バンピーのスキルが無効化され、触れても死なない。
アンデット族の世界を温かみのある世界に作り替えてくれたり、触れてぬくもりをくれる修太郎に慕うようになる
ミサキ
ゲームをやったことがない女子高校生
スキル「検知」を持っており、生命体のいちを把握することが出来る
戦闘は苦手だが、正義感や責任感が強く、一見無謀とも思えるような行動を思い切って行なう
ワタル
ギルド「紋章」のリーダー
正義感が強い
VRデスゲームに閉じ込められた35万人を救おうと立ち上がる
皆を鼓舞して率いていくリーダーシップがある
ストーリー
VRMMOゲームの世界からログアウトできなくなり、ゲーム内での死がそのまま現実世界での死になるデスゲームが始まる
主人公である修太郎は、固有スキル「ダンジョン生成」を使用して意図せず最終ダンジョンとなりうる6人のラスボスが住むロス・マオラ王城を支配下に置くことになる
ログアウトできなくなったプレイヤーたちが、最初に降り立つアリストラスに集結し絶望しているが、彼らを率いて生きる希望を与えようとするギルド「紋章」のリーダーワタル視点で、好き勝手言うプレイヤーたちを率いて苦悩する様子が描かれる
また、ログアウトできず非戦闘民としてミサキは、特異な固有スキル「検知」の有用さを見出されて「紋章」の一員になる
そうして、期待された「検知」を使いモンスターたちの侵攻という未曾有の危機が起こりかかけていることをミサキが検知するが、ゴブリン・キングというプレイヤーたちにとって刃が立たない脅威が待ち構えていることがわかる。
ワタルたちは、プレイヤーの中から戦える人の協力を得ようとするが、十分に得られず、勝算も5割を切る見立てだが、ワタルたちは果敢に挑んでいく。しかし、そこにはモンスターの脅威だけでなく、PKの脅威も立ちふさがる
一方、修太郎はダンジョン生成で出来ることを無邪気に実施、スライムを召喚したり、ロス・マオラに捉えられていたモンスターたちをスライムに合成したり、ダンジョンコアの周辺に街を作りモンスターを召喚し、自律的に成長する環境を整えたり、本人は大したことでないようにやっていることが、最初は訝しんでいた魔王たちの敬意を集めていく結果につながる
そんな修太郎・ワタル・ミサキの視点の世界がどのように交わっていくのか??
面白さ
修太郎視点でだけストーリーが進まない点
魔王たちがいきなり忠誠を誓う訳では無く、少しずつ心酔していく点
効果的に強さが表現されている。ワタルたちが手も足も出ないゴブリン・キングは、魔王たちの部下の更に部下からしても雑魚
ワタル視点でのストーリーはデスゲーム特有の緊迫感がある
最終的に、修太郎が関与するが、関与が隠されている。しかしながら、ミサキにだけはそれが伝わっているという構図。全く評価されないとそれはそれで面白くないが、ごく一部一人だけにはわかっているという図
部下
階層
組織