凶悪な敵対組織に潜入捜査すると意外と良い奴だった
乃木優介は、世界的な謎のテロ組織テントに潜入捜査し、そのリーダーであるノゴーン・ベキを場合によっては殺そうと考える そして、別班の仲間を裏切ったかのように見せ(視聴者すら騙し)ノゴーンベキの信頼を勝ち得る
組織の仕事を手伝うことで、資金の流れや軍事組織の実態、資金の用途を知るようになる
ノゴーンベキは私利私欲でテロ活動を行っているわけではなく、テロを請負い、その資金用途は孤児院を運営し、持続可能な運営費を賄うための資源確保に使われていた
子どもたちに慕われ、根はいいやつであるというように描かれる
テントを悪いやつだと印象づけるシーン
収支報告で、私欲を肥やすために金の販売価格を偽った男を問答無用で切り捨てるノゴーンベキ
1話から7話まででテント=悪いやつという印象が強く印象付けられていた中で、8話からの描かれか方でやってることは犯罪行為だし許されざるべきことではあるが、こちらにもこちらの正義があるんだと見せて、感情が揺れ、乃木がどちらに与するのか?そしてそれは、感情的にどう蹴りがつくのか?というハラハラ感が面白い
最終的には、いい形(テントは解体するが、孤児救済は継続する)に終わりそれも感情的なモヤモヤがあまりない