花嫁病
#断章
シナリオの目的:
ワラキアウィルスによる被害を食い止める
シーン1:
題名:
上陸
基本情報:
港に客船が到着するが、黒海において伝染病感染者が発生しているという情報があったため、当局の調査・許可なしに乗員を陸に上げることが出来ない。
導入:
医者:
伝染病の同定を依頼されて
看護婦:
医者の助手として。
警察:
河川組合に依頼されて周辺警備
上司による命令
水夫:
伝染病患者の疑いをかけられる。
シーン2:
題名:花嫁病
基本情報:医者の言によれば、伝染病に感染している水夫は存在しない。しかし、船客の女性一名が、発病している。その伝染病の名は『花嫁病』。
情報:花嫁病
花嫁病は東欧の珍しい風土病(奇病として知られる)であり、体液の交換以外では伝染することはない。2時間以内に発病するため、船内において感染したと考えられる。
花嫁病に感染したものは、流動食以外を受け付けなくなる。
思考において切迫感を伴う。前後を考えない行動。強迫的観念。
情報:花嫁病患者
女性はある男性と関係を持っており、その際伝染病に感染した。
女性は男性を愛人だと考えている。
ホストは元の生活に戻るために別れたがっている。事実、倫敦までの関係にしたいとホストの日記に記されている。
女性はホストの男性が悪魔の化身だったのではないかと疑っている。
妄想であるが彼女の中では真実。
ホストの男性と別れたくないという心から。
PCに対してホストが野蛮な悪魔であるとはっきりと語る。
ホストの男性を滅ぼす材料を求めた教会にて死亡。
死因はワラキアウィルスによるものというより疲労?
教会にて懺悔をした後死亡。
情報:花嫁病のホスト
花嫁病ホストは男性であり、花嫁病に感染している。
感染経路はワラキアオオコウモリによる吸血。
男性は耐性を持ち、感染したとは考えていない。
愛人が病気になったのも自分が理由とは考えていない。
花嫁病のホストとなっている男性は既に船を降り、倫敦市内に潜伏している。
ホストである男性は倫敦に入港した際に気付かれないように脱出している。
その音を聞いた人物有り。
シーン3:
題名:ホスト男性の行方
基本情報:ホスト男性はかつてのねぐらに帰り、妻との生活を味わっていた。しかし、当然彼の妻も感染しており、さらに彼女が接触した愛人男性にも花嫁病は感染しているのだった。
情報:ホスト男性の行方
ホスト男性は自分のかつてのねぐらに戻ろうとしていた。
ねぐらはイーストエンド。テムズ河岸のスラム。
情報:ホスト男性の72時間以内の生活
ホスト男性の家族は妻だけが生き延びていた。
妻は街娼として生活。夫は死んだものだと考えていた。愛人有り。
愛人と会う約束があって外出した。
今後の大きな花嫁病の伝染元。
5年間のブランクを取り戻すためにさまよったらしい。
記憶が曖昧であり、正確な記録は不可能。
結論からいえば、彼は特定小数の異性と接触したのみ。
シーン4:
題名:第一の犠牲者の脱走
基本情報:ホスト男性の行方を突き止めたその時、船に残っていた第一の犠牲者が脱走したとの情報が入る。
情報:第一の被害者の脱走の理由
女性が脱走したのは強迫的であるため。
ホスト男性は悪魔であり、滅ぼさなくてはならない、という思考に基づく。
脱走時には水夫の一人に対して女性とは思えないような暴力を振るったという。
花嫁病の症状の一つとしてアドレナリンの異常分泌が挙げられる。
情報:第一の被害者の接触した人間の言
第一の被害者は倫敦において病気が大流行することを予言した。
花嫁病患者の特殊な精神状態による分析的思考。
シーン5:
題名:放蕩と地獄
基本情報:被害はとりあえずここまでしか広がらない。花嫁病はとても強力な感染力と殺傷能力を持つため、ホスト役を全滅させてしまうのだ。
情報:s