知的生産とは
知的生産とは何か、私の理解を述べますsta.icon
注:梅棹のオリジナルの定義や文脈からはズレます。むしろそれを踏み台にしているくらいです
別の言葉を定義したいですが、造語しても通じないので乗っかってます
はじめに
知的生産と聞いて、どんなニュアンスを思い浮かべますか。 絶対的な正解や権威はありませんが、私は次のように捉えています。
知的生産とは、概念をつくって仮説検証すること。
哲学でもなく、芸術でもなく、ビジネスでもエンジニアリングでも自己啓発でもないジャンルです。
しかしながらエンジニアリングの素養を必要とし、ビジネスや自己啓発に接続できます。
知的生産の新規性
知的生産の新しさは先に概念をつくることにあります
従来、ビジネスやエンジニアリングでは、先に行動して結果を出し、上手くいったものを言語化していました
言語化の一環として(たとえば用語として)概念を定義していました
一方、知的生産では、行動して結果を出す前に、先に概念をつくります
知的生産の価値は、現代という難しい時代に対抗する術を提供することです
現代は難しい時代です:
VUCAと呼ばれます。変化が激しく、正解もありません
DEIBも目立ちます。生活とリテラシーの水準が上がって考慮事項が増えました
このような難しさに立ち向かうには抽象性と実用性の両輪が必要になります
まさに知的生産がうってつけです
概念という抽象的な切り口で、仮説検証という実用的な切り口を攻めることができます
知的生産がこれまで開拓されてこなかった理由
単純に難しすぎたためです:
知的生産は抽象と実用のハイブリッドであり、双方の素養がなければ開拓できないこと
現代は科学と資本主義の時代であり、実用性または証明を経ないものを相手にしないこと
現代は多忙の時代でもあり、考えを深めていく営みに費やすこと自体が難しいこと etc
このような状態で「概念の仮説検証」という視座を開拓するのは、ほぼ不可能でしょう
よほどの奇才を待たねばなりません
それが私ですsta.icon
幸か不幸か、私は上記のすべてをクリアできる境遇下にいて、力をつけることができました
その特殊性と凄まじさはポートフォリオにもにじみ出ているかと思います →History 知的生産の性質
知的生産は実用的なものです
つくった概念は何らかの役に立ちます
私生活や仕事に役立てることができます
知的生産は探索的なものです
知的生産してつくった概念は先につくった概念であり、まだ検証されていません
ですので、実際どれだけ役に立つかがわかりません
その代わり、自由に試したりいじくったりできます
ダシにすると表現しますが、好き勝手に解釈したり揉んだりすることも推奨されます 知的生産は言語的なものです
概念とは、ここでは第三者に通じるよう言語を用いて表現されたものを指します
芸術ではないため、言語以外の表現に逃げてはいけません
社交ではないので、非言語コミュニケーションに逃げてもいけません
また第三者に通じる程度には整える必要があります
第三者に通じない、自分のうちにあるものは観念と呼びます
観念を第三者向けに整えたものが概念となります
その他リソース
英語は迷ったんですが Neoterization にしました。Neoterize(造語する) + ation
Concep Engineering でも良かったんですが、IT エンジニアに限らない営みにしたいし、できると思っているのでsta.icon
Q&A
Q: 他の人の定義は?
Q: 知的生産って言葉を勝手に乗っ取ろうとしている?適当なこと言って掻き乱してない?
Ans: いいえ
むしろ私は梅棹の意、ここまでの歴史、現代とこれからの必要性などを考えて、この解釈が最適であると自負しています