働かないおじさんと働けないおじさん
働かないおじさん
フリーライダータイプ。立場や役割があるのに、故意に相応の働きをしていない(サボタージュしている)
しがみつきタイプ。今の立場や役割が合わず、変えるべきなのに、自ら動くことも要請に応えることもせず、しがみついている
引きこもりタイプ。立場や役割(あるいはそれに対する仕事)がないのに、それを得ようとする態度を見せていない
故意に逃れている、Shirk / シャーク。
働けないおじさん
立場や役割があるし、働いているが、合わなくて貢献できていない
立場や役割が合わず、変える態度を示しているが、変える先が見つかっていない
立場や役割(あるいはそれに対する仕事)はないが、それを得ようとする態度は見せている
合っていない、Unmatch / アンマッチ。
態度について
例:
提案、イベントや場への参加、仕事を振ってくる管理者との対話やマッチングへの協力、仕事への利活用を前提とした勉強や検討
3要素:
自分で動く自律性がある
対話に応じる開放性がある
透明性が高い。仕事を得る率を上げるために、情報や存在を広めに示す
3要素を少なくとも1つ以上、恒常的に満たす態度をポテンシャル・ビヘイビア(Potential Behavior)と呼ぶ
あるいは単にポテンシャル、またはポテビ
つまりポテビがあるのがアンマッチで、ないのがシャーク
働けないおじさんは、働かないおじさんとは全くの別物。
働けないおじさんが働けていないのは、組織が悪い
そのおじさんに適切な立場や役割、仕事を用意できない組織が悪い
たとえば上司やチームが悪い
アンマッチを切り捨てたり、いじめたりすることはかんたんだが、現代的ではない
現代的な水準を前提とするならば、マッチの模索は義務
にもかかわらず、働けないおじさんを働かないおじさん扱いして非難するのは責任転嫁でしかない
シャークはクビにしてもいい。
それで浮いた分を、アンマッチのマッチングに注力すればいい
どうしてもアンマッチが嫌なら、採用時点で最初からフィルタリングするしかない。
逆にすでに組織の一員であるなら、受け入れるしかない
現代的な水準を前提とする現代人でありたいのならば
シャークかアンマッチかは、態度を見ればわかる
働けないおじさんなら自律性、開放性、透明性がある
逆にどれもない場合は、おそらくシャーク
シャークになりやすいパターン
権力およびその発揮機会がある:
自律、開放、透明のいずれも発揮せず、むしろ隠しても生きていけるため
浮いている:
浮いている者を周囲は「デフォルトでスルー」する。もしアンマッチが浮いている場合、ポテビを続けても相手にされないので折れてしまう