OpenTool(オープンツール)
企業が使っているツールの情報を集める口コミサイト。
キャッチコピー
本質は道具を見ればわかるんだ。
道具は正直だ。
人をつくるのも、文化もつくるのも、実はツールなのです。
解説
1: 会社ごとに「何のツールが使われているか」がぶら下がります
●●株式会社
Teams
Slack
GitHub
2: ツールごとに3つのラベル(採用範囲、申請要否、代行有無)がつきます
●●株式会社
Teams
全社採用、申請不要、代行なし
Slack
PJ採用、グループ採用、申請要、代行なし
GitHub
PJ採用、申請要、代行あり
3: これにより、
シンプルながらも、その会社のツールの事情がわかります
●●株式会社の場合:
Teamsが標準的に採用されている。おそらくM365が導入されている。Microsoft派
Slackはプロジェクトでも組織単位でもどちらでも採用事例があるが、申請も必要なので、おそらく個人や有志では使えない(申請をクリアできない)かもしれない
GitHubはプロジェクトレベルでは採用例があるが、申請も必要だし、代行もあって、おそらく事務局による統一的な管理がされている
GitHubに代行があることからITの会社、それも代行をつくる体力があるほどの大きな会社だとわかります。しかしGitHubの様子から香る不自由さはわかりますし、ビジネスチャットもTeamsがベースなので、ツール面では弱そうだともわかります
3つのラベルを指定するだけなので機密の漏洩にはあたりません
サービスとしてのフィジビリティが確保されます
3つのラベルについて
採用範囲
そのツールをどのレベルで採用できるか
table:t
Lv
3 全社 社員全員に提供されるレベル
2 PJまたはグループ 特定のプロジェクトまたは組織単位に提供されるレベル
1 個人 特定個人が使っているレベル
申請要否
そのツールを使うのに申請が要るか、要らないか
要らない:申請なしで使えるか、申請がオープン(形式的かつ軽量で事実上誰でも通る)なもの
要る:不要でないもの。たとえば上司の説得や事務局への申請書類提出など必要
代行有無
そのツールのオリジナルを社員個人が直接使えるかどうか。代行(Proxy)の有無
使える:代行がない。たとえばOpenAI APIを一社員が叩ける
使えない:代行がある。たとえばOpenAI APIをラップした何らかのサービスがあってそっちを使わねばならない
Q&A
Q: Azure OpenAI Serviceは代行にあたる?
Ans: はい。OpenAI APIを直に叩けるなら代行なし、それ以外はありと判定します