1日4時間は書くだけの時間をつくれ
少なくとも一日に四時間くらいは、書くことのほか何もしないという時間を設定することです。べつに書かなくてもいいのです。もし書く気が起きなかったら、むりに書こうとする必要はありません。窓から外をぼんやり眺めても、逆立ちをしても、床をごろごろのたうちまわってもかまいません。ただ何かを読むとか、手紙を書くとか、雑誌を開くとか、小切手にサインするといったような意図的なことをしてはなりません。書くか、まったく何もしないかのどちらかです。(略)」
from 『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー著, 村上春樹訳)
彼の言わんとすることは僕にもよく理解できる。職業的作家は日々常に、書くという行為と正面から向き合っていなくてはならない。たとえ実際には一字も書かなかったとしても、書くという行為にしっかりとみぞおちで結びついている必要があるのだ。それは職業人としての徳義に深くかかわる問題なのだ。おそらく。》
意外と難しいよねsta.icon
物書きならこれくらい言われずとも当たり前(これくらいできないとそもそも書けない)と思いきや、意外と難しい
プロレベルの人は「読むのも強い」ので油断すると日が暮れるまで読み耽っちゃうし
アマは日常が忙しくてそもそも4hの孤独を確保することすらままならない
考えなしに欲求そのままに生きてるからか、「4h確保するのが不可能」な生活になってたりする。仕事真面目に抱えて、友人や恋人も抱えて、ひどいと結婚して子どももいてもあったり
まあ個人の自由だけど、確保できる生活を手に入れる努力と苦悩をやらないで書こうとしてるのは、ダイエットしたいけど食生活含む生活は変えませんただ運動を少し足すだけですレベルで「スタートラインに立ってない」感sta.icon
じゃあ皆さんがどうしてるかというと、締切駆動してる
毎回徹夜してるプロとか、アマだと同人誌の締切が~というタイプ
もちろんしっかりきっちりやれる人もいる
かといって4h確保してるとも限らない。1日3時間を毎日、とかは結構いそう
これはこれで羨ましいけどねぇsta.icon
充実した生活と執筆の両方を取れるから。つらいだろうけど耐えられるなら問題ないわけだし
僕はそれは無理だから、4h確保する側にならざるをえなかった
4時間をどう確保するか
1: 一度に
2: 2h + 2hくらいで
3: もっと細かいsta.icon
たまに2になるときもある
1は滅多にない、というかあったことないかもなぁ
俺は良くも悪くもアスリートタイプ。律することはできるが、没頭はできない
(逆にアプライアタイプは過集中みたく没頭できるが、律することができない