初心者の方は、どのM5Stackを買ったら良いのか分からない方も沢山いらっしゃいます。用途によるのですが、所説ありますのであくまでも参考にしてください。
タカヲ説(主に自分で組み立てる方向けです。)
初心者におススメ:Core2 V1.0(白)(V1.1ではありません。)かCore2 for AWS(オレンジ)
Core2V1.1は古いファームウェアを書き込むと、半文鎮化してしまうので初心者にはハードルが高いと感じています。入手可能であればCore2 V1.0の方をおススメします。(※ 半文鎮化してもダウンロードモードにすると書き込み可ですが、ジャンパーワイヤーが必要です。)
センサーを接続したい方やRGB LEDでピカピカ光らせたい方は、Core2 for AWSをおススメします。
カメラを使いたい方:CoreS3
ESP32-S3は、書き込めない場合がありダウンロードモードというのに慣れる必要があります。カメラ付きはCoreS3のみなのでカメラを使いたい方は、CoreS3を選びましょう。
Bluetoothスピーカーにしたい方
ESP32-S3はBluetooth Classicに対応しておらずA2DPというプロトコルで使用できません。CoreS3及びCoreS3SEはBluetoothスピーカーとしては利用できないので注意してください。音質含めてCore2シリーズがおススメです。
その他のM5Stack Core
Core2 V1.1
Core2 V1.0の強化版です。前述の古いファームウェアを書き込んでしまうと半文鎮化してしまうという以外は大きな問題は無く、Groveポートから出力される電源周りも強化されているので、初心者でなければこちらもいいです。
CoreS3SE
裏蓋とバッテリーがありませんが、安価で使いやすいです。バッテリー不要でスタックチャンを組み立てる前提の方は裏蓋なくても組み立てられるので良いでしょう。
Fire/M5Go/Basic V2.7
Fireはスピーカーに雑音が入るので、音を出す用途ではあまりおススメしません。(M5Go/Basicもノイズが入りますがFireほどではありません。)
物理ボタンが好きな方はFireがおススメ、FireとM5GoはBOTTOM側にマイクが付いています。Basicにはマイクがありません。
M5GoとBasicは、PSRAMが無いのでスタックチャン用途ではメモリが足らずにアプリが動かないという問題も出てくるので注意です。
Fire/M5Go/Basicは、過放電になりやすいので可能であれば、DINBASEというボトムと組み合わせると良いです。(※但し、マイクが無くなってしまうので注意)