類推erと抽象化er
ASD(の一部。アスペ?)はこれができないので、抽象化で無理やり頑張る ので、定型からすると「なんか小難しいことしてんなー」
ちなみに、類推 (まね) という作戦が (アスペルガー者には) 使えない理由がもう一つあります。
それは、「エピソード記憶」 の障がいの結果という側面です。 類推を行うためには、 状況を手掛かりに過去のエピソード記憶を検索する必要があることがほとんどです。 これができないタイプだと「前例に従う」ということすら上手にこなすことができません。一中略一 一般の場合にはお手本 (前例)自体を記憶から検索して取り出す必要があります。 お手本が見つからなければ、もちろん類推という方法は使えない事になるわけです。
類推ができなければどうしたらいいでしょうか。 知能の高いアスペルガー者は、しばしば無理やりに抽象概念を使って問題を解決しようとします。しかし、実は、ふつうの人はたんに類推を使っているのであり、 抽象概念を使って問題を解決しているわけではありませんから、ふつうの人から見た場合には 「どうしてこんな簡単なことに手間取って、難しい理屈を言っているのか、ワケが「わからない」ということになります。 反対にアスペルガー者のほうは、 そもそもたんなる類推によって解決できることがわからないので、 なんでとくに天才でもないふつうの人々が、 楽々と問題を解決できてしまうのかわからず、 呆然とすると言うことになります。
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抽象化erにはわかるところがある