組織(ドラッカー)
ポスト資本主義社会におけるあるべき組織の形
共通の目的のために働く専門能力をもつ者からなる人間集団
目的志向
一つの目的に集中する
行動する
外部に成果を生み出すために存在する
成果は個々から離れている
たとえば軍隊の目的は戦争の抑止や勝利であって、軍人個々の演習結果や昇進ではない
病院の成果は患者であり、学校の成果は卒業生
個々を結合する
個々の専門知識はそれだけでは不毛である。結合して、初めて生産的となる。これを可能にすることが組織の機能であり、存在理由であり、役割である。
一人じゃ何も成せへんでっつーことやなsta.icon
今や専門化されすぎているので、知識労働者はごく限られた範囲の専門家になる(専念する)しかない
成果を生むことを並行などできない
それはやるのが組織
方向付けの重要性も説いてるね
それぞれの専門家が……自己中心的に動くようになる。それぞれの専門能力が組織の共通の課題に向けられなくなる……明確かつ焦点の定まった共通の使命だけが、組織を一体とし、成果をあげさせる。
ビジョンやねsta.icon
上下関係はない
知識の位置付けは……共通の使命に対する貢献によって決定される
僚友によるチームである
意思決定者が必須
必ず意思決定を行う者が必要である。さもなければ、何事もなされない。
その組織の使命、精神、仕事、成果について責任を持つ人間が必要である。
変革機関であり、常に変化やイノベーションをもたらすよう組織される
役割駆動
組織の論理は、コミュニティによってではなく、その果たすべき役割によって決まる
組織の価値観もまた、その役割によって決まる
焦点は単一の責任
not 権力
社会における自分の領分について責任を負う
与えられた仕事が、社会で最も重要な仕事であるとの信念をもたなければならない。
これら組織のすべてが自己中心的でなければならない。
一つの組織が解決すべき課題は、一つでなければならない。
関心をもつべき課題さえ一つでなければならない。
とまで言うてるねsta.icon
政治しない、戦わない
中世ヨーロッパの公爵、伯爵、男爵、司教、あるいは日本の戦国大名は互いに戦った。しかし、今日の組織はロビイングをするだけである。 組織が政治権力を求めることほど害をもたらすものはない。常に結果は悲惨である。
いくつか例を挙げてる
企業は病院と競争しない
病院はIBMと競争してコンピュータ売ったりはしない