神山町(徳島県)
もともと神山町では、2005年9月に町内全域が光ファイバーで敷設されることになり、これが1つの契機になったことは間違いないだろう。
これは前提でしょsta.icon*3
徳島県では、全国屈指の高速インターネット環境を誇る県として、東日本大震災直後から首都圏一極集中のリスクを分散させるべく、サテライトオフィスを積極的に推進してきた。
そうなんだ
DR的側面
「プラットイーズ」と「えんがわ」だ。東京に本社を置く番組情報の編集・配信会社のプラットイーズは、かねてから災害などのいざという非常時に備えて、本社機能を分散しようと考えていた。そこで目を付けたのが神山町だった。
雇用にも繋げる
さらにプラットイーズとえんがわは、神山町で人材採用を始め、地元雇用の受け皿にもなっている。現在、両社で23名が働いているが、町内の在住者は13人もいるという。
民間主導
「地方創生は、県が主体で進めるのではなく、民間が主導することが成功のポイントになると思います。自治体は民間に寄り添って最小限の支援をしていくほうが本当は良いのです。100%お膳立てした状態では、企業も自分事として考えられなくなりますし、自由にやれません。やはり産学民官が協力し、知恵を絞り合い、織物を紡ぐように作りあげねばなりません。鋼1本で地域を盛り立てることは難しいのです」
これはドラッカーも言うてるね(自治体よりも政府レベルの話だけど)sta.icon
神山町の地方版創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」ver1.2より
「移り住んでくる人々、還ってくる人々、暮らしつづける人々など、経験や価値観の異なる者同士が互いに育ち合いながら、気持ち良く暮らしてゆける知恵や工夫の積み重ねが『まちを将来世代につなぐ』ことを実現する。
神山町における創生戦略は、その実施プランとして策定される。」
一言でいえば、まちの将来は、今居る人だけでつくられるものではない、ということ。
だよなぁ、別に今の町民限定にして閉鎖的にする必要なんてないんだよな
むしろそんなことしてるから衰えるわけでsta.icon*2
これも生き残りたいなら曲げよ任せよって話
他の地域と違っていたのは、創生戦略の「位置付け」だと気付きました。いま暮らす住民にとってリスクのない「総意」を選ぶより、これからを生きる若い人たち、子ども、移住者の意見が色濃く反映される「まちの未来のための戦略」と定義したこと。
大埜地(おのじ)の集合住宅
空き物件少ないのでつくった
学校跡地に
シェア前提ですねぇ
基本の入居の条件は子どものいる世帯か、50代以下の夫婦。家賃は4.5万円。空き家を借りるのに比べれば高いけれど、町内の賃貸アパートと同じくらいの相場です。移住者だけでなく地元の子育て世代の住み替えも対象にしていて、共働き世帯を想定し公営住宅にあるような年収制限はありません。単身者甩のシェアハウスも2戸あります。
雇用にも繋げる
棟ごとに建設する時期をずらし、入居者も一棟ごとに募集していく方法で、地元の大工さんや業者に依頼。結果、工数やコストがかかった面もありますが、地元の大工さんの新たな仕事につながったり、弟子を雇う機会になったりといった動きが生まれています。