社会的手抜き
集団で共同作業を行う時に一人当たりの生産性が人数の増加に伴って低下する現象。
以下全部「2013、釘原」
以下が考えられるとのこと
集団の中で、自分だけが評価される可能性が低い環境。
優秀な集団の中にあって、自分の努力の量にかかわらず報酬が変わらないなど、努力が不要な環境。
あまり努力をしない集団の中では、自分だけ努力するのは馬鹿らしいという心理から、集団の努力水準に同調する現象が起こる。
他者の存在によって緊張感が低下したり、注意力が散漫になるなど自己意識の低下がパフォーマンスに影響を与えるメカニズムが働く。
これちょっと面白い(応用広そうで)
社会的手抜きの理論では、集団のサイズが増大するほど1人あたりのパフォーマンスが低下し、集団全体のの生産性が頭打ちになると考えられている。その理論のひとつにラタネが提唱した「社会インパクト理論」がある。ラタネによれば、監督者や視聴者など供与者からの影響の強度と、供与者との時間・空間的距離と、供与者の数の3要素を掛け合わせ、その数値が大きいほど受容者の受ける影響の強さ(インパクト)が強くなるとしている。また、受容者が多くなれば受容者間で影響力が拡散し、1人あたりの影響量は小さくなるという。
なんつか「集団の各々に波及する量」の限界、みたいなのがあるよねsta.icon*2
文化との関係はまだわからないんだって
日本や中華文化圏などの東洋文化圏は集団主義的社会、欧米文化圏は個人主義的社会と言われ、社会的手抜きがそうした文化や国民性に影響されるのか、さまざまな研究が行われた。文化差のようなものを検出できたものの、学問的に一貫性のある結果は出ていない
が、本読んだのでこっち見てくれ