差別とは訣別できない
たいていの一は、自分の社会的ヒエラルキーは自然で公正だが、他の社会のヒエラルキーは誤った基準や滑稽な基準に基づいていると主張する。
差別ときっぱり訣別できた大型社会を学者は一つとして知らない。
たとえば、上層自由人と一般自由人と奴隷、白人と黒人、貴族と平民、バラモンとシュードラ、富める者と貧しい者といったカテゴリーだ。
金持ちと貧乏人もそうsta.icon
だが、金持ちの多くはたんに金持ちの家に生まれたから金持ちで、貧しい人の多くはたんに貧しい家に生まれたから一生貧しいままでいるというのが、立証済みの事実なのだ。
それなーsta.icon
金持ち「貧乏なのが悪いんでしょ?」は「黒人なのが悪いんでしょ?」と同じようなもん
「いや努力すればええやん」もまだわかってない
思っている以上にヒエラルキー次第ということがわかっていない
あるヒエラルキーHに支配された世界で、Hの低い奴が(個人レベルで短期的に)逆転するのは基本的に不可能