大企業における安定とは
sta.iconの解釈
ステータス
ネームバリューが強い
「~~に勤めてます」というだけで「おおぉ」になりがち
「東大です」「京大です」と同じようなもの
福利厚生
社会保障まわりが無難
会社が大部分を担保してくれるので、自営業よりはるかに楽できる
無能でもクビは切られない
「いかにして生かすか」が考えられる
無能は無能なりに使われる
どう使われるかは場所次第、人次第だが、リストラが来ない限りは食いっぱぐれることはない
独自のエコシステム
でかい顧客と大企業がお金回してる感じの世界
顧客もいちいちでかいし権威的なとこも少なくない
顧客に従いさえすればまあ食いっぱぐれることはない
この従うってのがキツイわけだが
でかいし息も長いので(ルールやしがらみが)古い、多い!
それも今より賢くなかった昔につくられたのがベースになっている
コードでいうと巨大なレガシーコードつぎはぎみたいなもん
大企業安泰説はとうに滅んでいるが、実際滅んでいるのはまだまだ少数
もちろんだからといって「うちに限っては心配ないですよ~」なんてことはない
当たり前だが未来もわからんしね
まあ少数といっても身近ではある
体感だが(よほどイケてるのは除いて)どの大企業もこの10年で1,2度くらいはリストラしているのではなかろうか?
凡人や無能でも働ける
1: 全員が同じくらいの生産性で働いてるってことはまずない
組織力学的にも「人一倍働いてる奴」と「ちょっとしょぼい奴」と「しょぼい奴(フリーライダー)」に分かれる
ちょっとしょぼい奴は楽できるし、しょぼい奴はめっちゃ楽できる
2: でかい x でかいで世の中牛耳っててたらふく太ってる(富裕)なので、一人あたりの生産性がしょぼくても養える体力がある
3: 人一倍は忙しくてしょぼい奴らにかまってる余裕ない
結果として凡人や無能でも放任的に生きていける
給料
画一主義的、年功序列的ではあるが、大企業だけあって悪くはない水準
が、専門者でも高給は取れない
たとえば1000万くらい稼げる実力者エンジニアでも平社員だと300~500万
会社によって羽振りよくて600万くらいもあるだろう
残業すればもっと増える
社内転職
大企業は国であり、たくさんの地方がある
地方ごとに性質はまるで異なる
ある場所がクソでも、別の場所はそうでないことがよくある
社内転職すれば生きながらえることができる
社内もまた一つの巨大なエコシステムになっているとも言えるかもしれない