喘息様気管支炎
気管支炎の一種です。かぜのウイルスなどの病原体が感染して、気管支炎を起こし、気管支の粘膜がはれ、そのために息を吐くときにその細い部分を通って空気を送り出すことによって、ゼイゼイやヒーヒーいう音が聞こえます。これは気管支喘息の時に出る喘鳴と同様の音ですので、この名前が付けられています。気管の径が細くなることによって起こりますが、細くなっている場所によって、音質が違います。ある程度広いところから出る音はゼイゼイ、細い気管支から出る音はヒーヒーと聞こえます。
分泌液が多くなり痰となり、咳をして体外に出そうとします。発熱、咳、痰、鼻汁など風邪症状も出ます。咳き込んで吐きそうになったり、実際に吐くこともあります。呼吸が苦しくなることもかなりあります。小さい赤ちゃんではミルクまたはお乳が飲めなくなり、入院が必要になることもあります。
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