仮象
精選版 日本国語大辞典
実在そのままではなく、その仮のあらわれ。仮象説としてカントに発し、シラーを経てハルトマンによって確立された。
客観的実在性を欠いた主観的な思考物。
bunga_57_yamaguchi.pdf
仮象論としての現象学(山口 誠一)
ヘーゲル
以上の内容すべてが,「思われる」(scheinen)という動詞からもわかるように仮象(Schein)だということである。
ここで,ヘーゲルは,学が登場するときには,学自身が現象であるとした上で,現象としての学や,一つ一つの「真実でない知」といった現象を,仮象と呼んでいるのである。そして,ヘーゲルにとって,仮象とは,学知が自力でそこから自己を解放しなければならない否定的なものなのである
みたいに色々書いてるけどパッと見ではさっぱりsta.icon