人間は遊動生活民であって定住生活民ではない
だから定住に必要なトイレや掃除・ごみ処理にはかなり苦労した(し、未だにできない人もざらにいる)
遊動的生物に「同じことを繰り返す」回路はない
トイレ(同じ場所に排泄しなければならない)やゴミ処理(同じ場所に捨てねばならない)もできない
遊動生活であれば退屈を紛らわせた
というより人間は遊動的に生きる生物だったので、遊動ができるようエネルギーに満ちている
参考にしたい考古学・人類学上の一つの仮説がある。西田正規の提唱する「定住革命」がそれだ
こうして新しい環境に適応しようとするなかで、「人の持つ優れた探索能力は強く活性化され、十分に働くことができる。新鮮な感覚によって集められた情報は、巨大な大脳の無数の神経細胞を激しく駆け巡ることだろう」
定住生活にシフトしちゃうと持て余すわけだsta.icon
定住生活にシフトした人類は何とかして持て余しの打破に努めてきた
縄文時代でさえ「必要以上に複雑な装飾」の土器をつくっている