ミーム
ミームとは
動物行動学者のリチャード・ドーキンスが提唱した概念
人の心から心へと伝達・複製される情報単位
直接子孫を残さない利他行動(種への貢献)として機能する
現存する文化(の構成単位)は、生き残ったミームから成るとも言える
遺伝子と同様、自然選択(自然淘汰)されている
選択の結果、生き残ったミームが今の文化を構成している
人から人に思考が複製される
わかりやすいsta.icon
広まっている=複製しやすい
人間の文化の中で人から人へと拡がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習。
遺伝子のような自己複製子である。
自己複製子なのか
つまり、ミームそのものが複製の能力を持っている
コンピュータウイルスのワームみたいな?
いや、複製は忘れた方が良さそうsta.icon
単に自己複製子という細胞界隈?の用語をたとえに使っているだけっぽい
メンタルモデルが形成されてしまうレベルのとらわれのことを「呪い」と呼ぶことがあるが、これがミームと近しい概念ではという考察
調査2
table:違い
プール 担体や媒介 どこからどこへ
ミーム ミームプール 模倣と呼べる過程 脳から脳へ
インターネットを通じて人から人へと、通常は模倣として拡がっていく行動・コンセプト・メディアのこと……主な例としては公共の場所で体を硬直させて寝ころぶ写真を投稿すること(プランキング)や、ハーレムシェイクという集団で踊るショートビデオのアップロードなど
「ミーム(meme)」とは「文化の中で人から人へと拡がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習」である
わかんねぇ
知識や概念とはマジで何が違うんだ?
知識や概念のうち、ある条件を満たすものがミーム?
その条件とは
従来は存在しなかったもの
人伝でどんどん広まっていく(広まっていっている)もの
その文化圏の人であれば、誰でも理解できるほど平易であること
インターネットミームは
数多の人が真似することでバズったもの
動画や画像など「何らかの行為を示せる」形態であることが多い
でもハッシュタグなどテキストもありえる
ネタみたいなものでユーモラスなインターネットのユーザーによって急速にコピーされて広がっている画像、ビデオ、文章のことだよ
バズって拡散されてるネタ = ミーム
これくらいでええか?
いわゆる「テンプレネタ」であり、コラージュ、コピペ、動画など
例
壁ドン
今でしょ!
チャリで来た
調査1
現時点の認識
何らかの界隈Aを構成する要素で、Aの住民であれば誰にでも広がっていくもの
よく,ミーム(※) というものがあるという話があるじゃないですか。人間の習慣だったり宗教だったりはミームの産物であって,人間同士でそういったミームをやりとりすることで,文化が広まっていく。人間は生物学的な遺伝子ジーンだけでなく文化的な遺伝子ミームからも影響されて出来ているっていうモデルです。
文化を伝達する単位。人の心から心へと伝達や複製される自己複製子(replicator)のこと(つまり脳内の情報の単位)。遺伝子と同様、 ミームは「進化する」と主張されている。ミーム(meme) 自分の遺伝子を直接子孫に残さなくても、その血縁者を助け血縁者が多数の子を作るならば、利他行動は進化す る
これを人間の利他行動にも当てはまる
〈文化〉という名の自己複製子であるミームの産物こそが人間である
旋律や観念、キャッチフレーズ、衣服のファッション、壺の作りかた、あるいはアーチの建造法などはいずれもミームの例である。遺伝子が遺伝子プール内で繁殖するに際して、精子や卵子を担体として体から体へと飛びまわるのと同様に、ミームがミーム・プール内で繁殖する際には、広い意味で模倣と呼べる過程を媒介として、脳から脳へと渡り歩く。
ミームは広まる過程で多様化し、自然淘汰により進化する。例えば吊り橋をつくるというミームが多くの心に広まることで、実際に吊り橋が増えて文化の一部となる。
文化伝達の基本単位であるとされる。時と場合によっては、ミームとは文化,情報,経験,知識,技術,概念,考え方,あるいは心の単位と定義される。
sta.iconピンと来ない概念
知識や概念とは何が違うん?
何らかの界隈Aを構成する要素で、Aの住民であれば誰にでも広がっていくもの
が、定義考え出すと「単位」という言葉が良さそうだ、と落ち着いちゃう感じやね