マウンティングは不安から生まれる説
自分は目の前の相手に負けているのではないか―。こんな不安に襲われた時、他人に対し優位に立とうとする行為を「マウンティング」と呼ぶ。
マウンティングという言葉が注目を集めたのは、2014年発刊の「女は笑顔で殴りあう~マウンティング女子の実態」(筑摩書房)がきっかけだ。釧路出身の漫画家瀧波ユカリさんと、エッセイスト犬山紙子さんの共著。女性が仕事や容姿、夫の年収、子供の学歴などを引き合いに上位に立とうとするやりとりを紹介して話題を呼んだ。
マウンティングという言葉を辞書で引いた。
「サルがほかのサルの尻に乗り、交尾の姿勢をとること。霊長類に見られ、雌雄に関係なく行われる。動物社会における順序確認の行為で、一方は優位を誇示し他方は無抵抗を示して、攻撃を抑止したり社会的関係を調停したりする。馬乗り行為」(大辞林第3版)
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というより、不安に対する防衛反応の一種?
としたら、マウンティングを防ぐには?
不安をそもそもなくす
防衛反応を頑張って抑える
相手より自分が優位である証拠を別で探すことで、(俺の方が強いという確証から)不安をなくす
相手に打ちのめしてもらい、俺は弱いんだ……と痛感させてもらう
マウンティングと承認欲求との関係は?