ビジネスにおけるコミュニケーションにはフルスタックを要求されがち
前提
「コミュニケーション」とは
ここでは議論、会話、対話などビジネスを前に進めていくための日頃のコミュニケーションを指す
雑談などグルーミングも含む
背景
「コミュニケーション」は1人1人が全ての役割をやらされるという前提がある
一方で役割は色々あるし、向き不向きもある
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発散する人
要約したり整理したりする人
ダシにして蒸留を導く人
重箱の隅をつっつく人や細かい指摘をする人
意思決定する人 etc
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雑談を重視する派
必要最低限の情報のやりとりをすればいい派 etc
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書ける人
誰かが書いたら書ける人
喋れる人
聞かれたら喋れる人 etc
etc
なのに今は1人1人が全部やらされている
実際は「その組織が想定するコミュニケーションスタイルの中で」全部やらされている、が正しい
どうしたい?
役割分担したい
役割をちゃんと定義して、向いてる役割をやる、向いてない役割はしない、にする
両取りしたい(複数のコミュニケーションスタイルを全部生かしたい)
対面至上スタイルだけでもなく、リモートテキストスタイルだけでもなく、両方使う
なぜ?
フルスタックなコミュニケーションの以下デメリットを解消したいから
調整や手探りに時間がかかりすぎる。全員フルスタックなので誰が何やるをその都度読まないといけないため
対面口頭スタイルに比重が置かれすぎている。そのせいでWLBが乱れている。毎日定時退社すらできない社会人があまりに多い。ひどすぎる。令和だぞ。現代人を拘束から解放したい。そのためには対面口頭スタイルへの比重を崩さねばならないから 信頼関係構築に時間がかかりすぎる。臨機応変や阿吽の呼吸に頼ってるから、それができるよう適応・矯正していかねばならない。合う合わないも出てくる。いわゆる選考にも時間がかかる
そのためには?
役割を定義する必要がある
カスタム役割ができる余地はほしいが、鉄板となるスタイルとその役割を洗い出したいsta.icon
役割間の補完関係を整理する必要がある
例: ブレスターが書いたものをサマライザーが要約する
この場合サマライザーはブレスターをウォッチする必要がある、など連携の設計ができる
役割をアサインする必要がある
ツール上で、人に、役割をアサインする
タスク管理でも人にタスクをアサインするが、同じことをやる
ちゃんとロールプレイさせるためにちゃんとアサインして可視化して徹底させるsta.icon
非同期コミュニケーションを推進する必要がある
役割化により無闇な拘束が減る → 各自が自分の役割に沿って自律的、非同期的に動ける必要がある
細かく: シングルエントランスに出す人、トピックにまとめる人、催促する人、ブレスターとアペンダー etc
粗く: 出す人、出させる人、つっこむ人、まとめる人 etc