ハードアカデミズム
高山博(講談社、1998)
ハードアカデミズムとは、著者のことばで、探究されゆく知、知の最前線のこと。すでに共有された知をわかりやすく噛み砕くソフトアカデミズムと区別される。
今、われわれは「ハード・アカデミズム」(新しい知を創造する行為)と「ソフト・アカデミズム」(既存の知を伝える行為)の差異を認識しなければならない。気鋭の歴史学者が描き出す「知」の世界の未来像。
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この本では、これまで蓄積されてきた先行研究に基づき、創造力のある一部の研究者によってなされる研究志向の学術活動を「ハード・アカデミズム」と名付ける一方、教育や啓蒙活動といった新しい知の産出に直接携わらない活動を「ソフト・アカデミズム」と名付け
今後の日本の大学は研究重視のハード・アカデミズム型大学と、教育重視のソフト・アカデミズム型大学に分かれていくと予想している。
ハード・アカデミズム型大学では、創造力のある研究を奨励するために、徹底的な業績主義が取り入れられるようになり、優秀な研究者をめぐって海外の大学と競争を繰り広げる必要が出てくると予測する。
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(アカデミズムかどうかはまだわからんが)俺がやりたいのはハードだ
大学って分けられてなかったりする?
たとえば先生がハードとソフトを両方やるハメになってたりする?
してるか