スイスの安楽死
スイスでは、医師など第三者が患者に直接薬物を投与するなどして死に至らせる「積極的安楽死」は法律で禁止されている
認められているのは、医師から処方された致死薬を患者本人が体内に取り込んで死亡する「自殺ほう助」
条件はやはり厳しそうで、以下のAND
健全な判断能力を持っている
難病とか耐え難い苦痛とか
自殺ほう助以外に苦痛を取り除く手段がない
突発的な願望でない
第三者の影響を受けた決断でない
手順
会員登録
自殺ほう助希望を提出
英語・独語・仏語など
(許可降りるまで数ヶ月くらいかかる)
処方して死ぬ
医師から処方された致死量のバルビツール酸系薬物を患者本人が点滴のバルブを開けるか、口から飲み込んで体内に取り込み、死亡する。
団体
最も歴史古い団体がEXIT
エグジットはスイス国籍保有者か、国内居住者のみが会員になれる。
国外も受け入れれる
2019年末時点で9822人の会員がおり、約9割が国外居住者。最多はドイツ
かなり希少だな
2台目はできがあまりよくなく、2021年現在、3台目をオランダで制作中だとのこと。うまくいけば2022年に完成し、スイスで運用される見込みです。
仕組み
The person will get into the capsule and lie down. It’s very comfortable. They will be asked a number of questions and when they have answered, they may press the button inside the capsule activating the mechanism in their own time.
横になれるので快適
いくつか質問されるので答える
入った人が内側から起動できる
内部を窒素で満たしていく
The whole thing takes about 30 seconds. Death takes place through hypoxia and hypocapnia, oxygen and carbon dioxide deprivation, respectively. There is no panic, no choking feeling.
30秒くらいで死ぬ
パニックや窒息感も感じないらしい