ゲームさんぽ
ゲームさんぽ自体は特定のプロを招いてゲームしながら雑談するってもの
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さまざまな分野の専門家が最新のゲームを見ながら独自の見方を語りつくすYouTubeコンテンツ「ゲームさんぽ」が人気だ。
定義
「美術の『対話型鑑賞』を応用したものなんです。目的や出自の異なる人たちが同じ作品を見て感想を語っていくと、人によって見えるものが違う。それを共有するのが面白い。アート作品の代わりに、ゲームという豊かな表現を媒介として、他者を知る試みなんです」(なむ氏) そんなものがあるんか。やるねsta.icon*2sta.icon
俺がゲームタイムとしてまさに見出したかったところや
俺の発想に追いつける奴はもういたとはな……
「最近では、社会的な問題を扱うケースも増えています。2022年に登場した『Ukraine War Stories』は、ロシアによるウクライナ侵攻を描いたゲームで、キーウの戦場にあるゲームスタジオで作られました。かつて報道やドキュメンタリーが担ってきたものを、ゲームが担う場面も増えてくると思います」(井上氏)
リアルなゲームや役に立つゲームが増えてるsta.icon
「オンラインゲームやメタバースの世界で、自閉スペクトラム傾向の人のコミュニケーションしやすくなることもあります。具体的には、間の取り方や、対話相手の目線の動きなどを手がかりにしながらの実空間でのコミュニケーションが苦手な人たちが、オンラインゲームでは、細かな『空気を読む』必要がないので、むしろコミュニケーションしやすくなるという研究があります」(井上氏)
バーチャルでこそ動ける人たちもいるsta.icon
ネット弁慶もそうだよね。ネットでこそ輝ける人たちってのがいるんだよ
「人類史上的にも、今までできなかったことができるようになってきました。ここ10年ほどなら、『ポケモンGO』の登場はインパクトが大きい。家にこもりがちのゲーマーを外に出したのも大きな功績ですが、高齢者の方の日々の運動に役立っているというデータもあります」(井上氏)
漠然とゲームは有益って感じの話みたいだなーsta.icon
game as a communicationではなくて(これも含んではいる)
「過激な内容でも、小説や映画など既存メディアなら『表現の自由』として守られます。それは、原則的にはゲームでも同じです。しかし、テクノロジーの発展とともに現実とゲームが実質的に混じっているようなゲームが展開され、プレーヤーの生活の中にゲームが入ってくると『表現の自由』という理屈だけでは扱えないケースが出てきます。こうした状況に対して、倫理的な議論をきちんと構築していく必要があります。それは『ゲームはダメなもの』みたいな文化の一領域に対する差別的な話とは、別の水準でやらなければいけません。」(井上氏)
また、井上氏は「体感的なものはゲームで学ぶ利点がある」と言う。井上氏自身も、これまで面白さが分からなかったものが、ゲームをきっかけに体感的に分わかるようになった経験を持つ。 「もともと僕は、平面のデザインを見たり作ったりするのが個人的にも好きなのですが、建築の良さはあまりわからなかったんです。ところが『マインクラフト』という建築などもできるゲームで、パースペクティブ(遠近感を表現する透視図法)の制御や、歩いていくにつれて変わる景色の設計などを把握して、建築自体の面白さの一端を体感できましたね」(井上氏)
学びにも使えるsta.icon
特に疑似体験的なもの