クオリア
昔わかりやすい哲学的解説サイトを読んだ気がするけど覚えてないsta.icon
感覚質
感覚質とは、『脳科学辞典』によれば、感覚的な意識や経験のこと、意識的・主観的に感じたり経験したりする質のこと
『広辞苑』によるとクオリアは「感覚的体験に伴う独特で鮮明な質感」であり、「脳科学で注目される」概念
https://gyazo.com/a55629018748421fefce922c52c7b801
笛から発せられた空気振動(音)が、笛の音のクオリア「ピー」を発生させるまでの流れ
(左端:笛、
青:音波、
赤:鼓膜、
黄:蝸牛、
緑:有毛細胞、
紫:周波数スペクトル、
橙:神経細胞の興奮、
右端:笛の音のクオリア
茂木のWebページによれば、クオリアは「私たちの心が感じることのできる質感」 我々の意識にのぼってくる感覚意識やそれにともなう経験のことである。
脳科学では、クオリアはなんらかの脳活動によって生み出されていると考える。しかし、具体的にどのようなメカニズムがどのようなクオリアを生み出すのか、また、クオリアを生み出す脳活動と生み出さない脳活動では何が違うのか、等はわかっていない。そもそも、クオリアは生物の生存にとってどのような意味で有効なのかすらが明らかでない。
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それになった感じ
コウモリになるとはどんな感じか?
実際にコウモリにならない限りはわからない
哲学者ネッド・ブロック (Ned Block)は、現象としての意識(phenomenal consciousness)とアクセス可能な意識 (access consciousness)という概念を区別した。現象としての意識も、「それになった感じ」と同じく、意識の感覚として側面だけに限定されず、思考や感情も含んだクオリアと考えて良い。用法としては、ある特定のクオリアを指すことが多い。
錯視は良いヒント
たとえば、このような錯視から、感覚的なクオリアは、一般に、時間・空間的な文脈(コンテクスト)の中で決定されること、自分の意志の持ち方や注意の向け方によって変更することはできないこと(irrevocability)、などが提案されてきた
なるほどわからんsta.icon
意識上で再現・再生される諸感覚?
経験のくだりがわからない
経験って行動を伴うものじゃない?脳内の活動に完結した経験、なんてある?それ経験って言う?
いわないよね。それになった感じのところでも述べてるsta.icon
現象としての意識、ちょっとわかった
こういう情報や刺激に対しては、こういう解釈が "起きてしまう(脳内に浮かべる浮かんでしまう)"、ということだな
人間は全部自分の意思で起こしていると思いがちだが、そうではなく、現象として勝手に起こる類の意識がある、と
たとえばAを見て何を浮かべるか
いやちょっと違う
1 人によって違うが、その人のクローンかつ同じ環境下で生きたなら同じになる(入力が違うだけ)
2 人によって違うし、クローンと環境が同じだとしても違う
3 人によって違わない。全部同じ
クオリアという概念は、2や3の可能性を示している?
パラメーターとして「現時点の脳の構造」「脳をどう働かせたか」以外にも「なんかよーわからん何か」がある
この何かにあたるのがクオリア
正体はわかってない